2013.03.30/
19:38(Sat)
ブルックリン・フォリーズを読んでからですね、今さら、本当に今さらですがポール・オースターにはまってしまいました。オースターの初期のNY3部作が発売されている頃から知っていますが、なんとなく心の中でバカにしている部分があったのです。
多分、タイトルが嫌だったんですよね。読みもせずにタイトルだけでバカにしてすみません。
もう、今となればその気に入らないタイトルのも読破しようかなとも思っております。
先日読み終えたのは ”ティンブクトゥ”。・・・・なんのこっちゃと思われる方がほとんどでしょう。
では、あらすじ。
はい、以前犬という毛むくじゃらの相棒と一緒に暮らした経験のある方、そして現在一緒に生活していらっしゃる方は読みたいと思われたはず。
なんとなくペットとして飼われてしまう犬という生き物に対しての考え方とか接し方を考え直してしまう一冊でした。
もちろん、私も考え直してしまいました。
わんちゃんの晩年。私はえらく驕った気持ちだったんじゃないかと。
自分がご主人様の様な気持ちになっておりましたがわんちゃんにとってのご主人様はやはり川口さん以外にはありえなかったんじゃないのか・・・・・うわ〜ん!!うわ〜ん!
近頃、ここでねこねこと言っておりますが一番大好きなのはいぬちゃんなんですよ、私。ほんとに〜〜!!
ま、そんな事はいいか。。
普段、海外小説を読まれない方は途中ちょっとしんどい部分もあるとは思います。
ご主人ウィリーの何ページにも及ぶ独白の所とか。しんどかったらとばして先を読んで最後まで読んで下さい。
そして、もう一度読んでみるのもいいでしょう。(私は今再読中)
翻訳は柴田元幸さんです。素晴らしい訳をされるので有名です。
が、Amazonのレヴューを読んでいると翻訳の素晴らしさばかり取り上げられている様な気がしました。
わたしゃ、そこまでわからん。
本を読んで何を感じるのかは自由です。(・・・・たまにレビューなんかを読んでいて”そうじゃねえだろ〜ばかっ!とかも思う事もあるのは事実ですが・・・かっかっかっ!)
でもこの本は犬と生活した事がある人には必ずやぐっとくるものがあると私は思うのであります。
正直、そうでない人にはわかんないでしょう。
ま、気が向けば読んでみてくださいな。ご自由に。
明日で3月も終わりですね。31日18時カットのみ空きがございます。
ご予約お待ちしております。ではまた。
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